意外に知らないプロがやっている子供写真の撮り方のキホン
「子供の写真って綺麗に撮ることは意外に難しい」。そう思っている人って多いと思います。そんな方でも、これだけは意識して欲しいってポイントを3つまとめました。プロがやっているこれだけのことを意識するだけでも、劇的に写真の質は変わるかも。
1.自分がいいな〜と思う写真を集めてみる
インターネットや雑誌では、たくさんの写真が見つかります。例えば、ポーズを撮った写真や、木漏れ日の中で笑っている写真、ドアップの笑顔の写真、と。自分の中で、これはいいなぁと思う写真がみつかるはずです。そういう写真をたくさん集めて、これを撮りたいと具体的なイメージをわかせることが重要です。
2.撮影場所の下見(通称「ロケハン」)をする
意外と知られていないのですが、上手なカメラマンはただその場に行って撮影する、ではないんです。事前に下見を行います。先ほどのこれがいいなぁって集めた写真の中から、「こんな場所では、こんな写真が撮れるかな〜」と想像をしながら、例えば近所の公園の周辺をテクテク歩きながらイメージを膨らませます。上手な人ほど、この下見(通称「ロケハン」)に時間をかけます。皆さんも是非、ここのスポット(具体的な撮影場所。例えば噴水や木漏れ日のベンチなど)良い!というところを見つけてください。写真を撮るという視点でで見てみると普段の景色も見え方がかわるかもしれません。
3.構図を意識しながら撮影をする
さて、イメージもふくらみ撮影するスポットも決まったら、当日はそこにお子さんと一緒に行きましょう。お父さん、お母さんみんなで手伝って、イメージしたような場を出来る限り作り上げます。とは言っても、子供はそんなに簡単に言うことは聞きません。でも、カメラ越しにでもコミュニケーションをしていると、狙ったいい表情をしてくれます。
まとめ
さて、今回の記事を読んで、あれ?っと思った方は多いのではないでしょうか?カメラの設定は?レンズはどうするの?と言った技術的な話ではなく、それ以前の心構えや準備についてが多かったので。カメラや写真の技術的なことも勿論大事ですが、それ以前にいい写真を撮るために「準備」が大事だと理解して頂けたら嬉しいです。いい写真っていきなりは撮れないんですね。そこが、写真のプロと一般の方の違いかもしれません。Our Photoのフォトグラファーも、上記の3つはキホンとして必ず行っています。上記の点のより具体的なやり方や、カメラの技術的なことなどはまた今度。
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